はじまりは昭和49年。先代が手掛けた飲食店。
神戸三宮、大阪と様々な食のお店を出店し、物心ついた頃には沢山の大人の人と、笑顔のお客様が周囲に居るのが当たり前の毎日でした。
神戸・淡路大震災を経て多くのお店を閉店・暖簾分けを余儀なくされましたがその中でも飲食業を続けて行こうと感じたのが震災直後のお客様からの「温かいご飯が食べたい」「美味しいものを食べたい」という声。
出来るだけの資材と食材を調達し、震災の1か月後には、可能な店舗から営業をはじめました。
あの時のお客様から頂いた、「待っていたよ」「ありがとう」の言葉で、食の持つパワーの大きさを知りました。今もその言葉は私の原動力です。
先代が創りあげたお客様と職人のふれあいを感じられる店づくり、食材と技術にこだわった職人が気持ち良く仕事出来る環境づくりを引継ぎ芦屋市内だけでなく近隣、関西圏のテナントにて芦屋天がゆ、たん虎、串の助といった櫓フードビジネスブランドの食をお愉しみいただけるよう職人・スタッフ共々、邁進する所存です。
今後とも皆様のご愛顧をいただけますようお願い申し上げます。